小学3年生が、ケニス(株)企画部の課長と主任を講師にお呼びして、理科「ものと重さ」の出前講座を行いました。
手の感覚だけで重さを比べることの難しさを知った後は「ものは形をかえると重さは変わるのだろうか?」をテーマに、ブロックやアルミホイルを使って重さを図る実験を行いました。予想→仮説→結果の学びのサイクルで授業がはじまり、「(形が変わると)重さは変わるはず。」「同じ大きさだから変わらないと思う。」 など、思考しながら授業が続きました。
次は、「同じ体積のものは、同じ重さなのだろうか?」の実験です。「(Aのほうが)重い?」
「(電子ばかりで)調べてみよう。」・・・。「違ーう!!」。
今回は、木材、アルミニウム、プラスチックなどでそれぞれの重さを計りました。
「物は形が変わっても重さは変わらない」など、それぞれの実験で差異点や共通点が明らかにしながら物の重さについて学びを深めました。
永井玲衣先生、盛岡千帆先生を講師としてお招きして、中学生全生徒を対象に哲学対話の授業を実施しました。
今回は葛尾中学校の1~3年生5名との合同です。
まず、1・2年生と葛尾中のみなさんで、郷土愛をテーマに哲学対話を行いました。
村に大きな道路ができることによる発展と、希少な植物が失われることの損失を前にして
村の未来をについて意見を交換しました。
村を大切にするということは、発展を願うことなのか、伝統や資源を受け継いでいくことなのか、別の道なのかについて、各々の立場から考えを深めていました。
3年生と葛尾中のみなさんで行う哲学対話は、向上心というテーマでした。
長所と短所は表裏一体。
「頑固」という個性はどちらかと言うとマイナスな意味合いを持ちますが、見方を変えると
「強いこだわりを持って取り組む」という強い継続性というポジティブな見方もできます。
そのように、色々な角度から見てみることによって、違った面が見えてくること、
その面をどのように生かしていくか、というテーマで対話を行いました。
目の前の固まっていたイメージを取り除く練習でもあるので、最初は苦戦していましたが、
慣れてくると活発な対話が行われていました。
葛尾中のみなさんが参加したことにより、普段とは違う見方・考え方が加わり、
より多くの考える視点から議論が深まっていました。
小学1,2年生が森林環境学習(森林散策)のため東ヶ丘公園(南相馬市)に行ってきました。
秋に見られる落ち葉や木の実を見つけたり、野山を歩いたりと自然を満喫しました。
杜の案内人からたくさんの秋を見つけ、葉っぱお化けにも変身しました。
今回も浪江町農林水産課農林水産係のご協力を得ながら、一緒に楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。
哲学対話の講師である永井玲衣先生、盛岡千帆先生をお招きして、小学1,2年生を対象に哲学対話の授業を実施しました。始めは、「哲学フルーツバスケット」を行い、輪になって対話する以外に、遊びを通して自由に発言したり、様々な問いに触れる問いづくりの感覚を養いました。
次は、谷川俊太郎「生きる」を素材とした哲学対話と詩づくりです。
「生きるということ。いま生きているということ」の続きを、自分の考えた年齢設定で各自が何をしていて、何を頑張っていたら衣、何に悩みを持っているかなどの詩を書いていきます。
「(1歳)泣いていること。」「(20歳)仕事をしていること」「(27歳)結婚していること」など、自分の考えた年齢についてワークシートにどんどん書き込んでいきます。
最後は、自分の考えた詩を友だちに伝えていきます。拍手や歓声が飛び交う中、全員が自分の詩を発表できました。
今年度最後の陸上競技指導となった、福島大学陸上指導2回目が実施されました。
福島大学陸上部からは、蓮沼先生と5名の学生が講師となり、午前中(下学年)はハードル走、午後(上学年)は走り幅跳びの授業です。
~ 下学年のハードル~
~上学年の走り幅跳び
1回目の陸上指導から1ヶ月経ちました。1回目に指導を受けた講師の質問「走る時に気を付ける」には、「(振りあげた)足を前に出すこと」「頭の位置を動かさないこと」など、しっかり覚えて答えることができました。
上学年の走り幅跳びでは、踏み切り板に歩幅を合わせる難しさもありましたが、「上に跳ぶことより、前に跳ぶこと」の大切さを意識し、前回より多くの走り幅跳びの練習をすることができました。
小学4年生が、昨年度10月に発足された太鼓波音さんをお呼びして、浪江町の文化、また、日本の和太鼓について講演会を開きました。
今回使われた太鼓の種類は2種類(長胴太鼓、桶胴太鼓)で、使用されている木や皮の種類や作りが違うことで、音色が高かったり、低かったりしました。太鼓の演奏を聴き終わり、次は体験学習です。2つのリズム「ドン、ドン、ドドドン」「ドン(ハッ)、ドン(ハッ)、ドン、ドン、ドン」で演奏することもできました。
~海鴎祭のビックアートの前で記念撮影~
小学6年生が、総合的な学習の時間で「水素を活用しよう」をテーマに、本校のスクールバス(FCEVスクールバス)の給電能力(AC100V、V2H)を利用した給電実験を行いました。
浪江町産業振興課新エネルギー推進係の方を講師に、FCバスについての説明や今後の利用方法について質問されました。今後の利用方法については、「能登半島の支援で役立つはず。」「浪江町の催し物で利活用できるのでは。」などと、「水素エネルギー」の活用方法について、さらに学びを深めました。また、実際にスクールバスの給電ボックスから電源をとり、実際にお湯を沸かし飲み物も作りました。
~水素エネルギーで沸かしたお湯で飲み物を作る~
~喫茶6年生?でコーヒーを振る舞いました~
秋晴れの元、令和6年度校内持久走記録会が実施されました。
開会式では、次年度、高学年となる小学4年生が声高らかに開会宣言をしてくれました。
はじめは低学年からのスタートです。距離は800メートル(2週)。
スタート付近では、カメラやビデオを持った保護者が集まり、子どもたちの雄姿を記録に収めています。
今回の低学年では、2年生が歴代新記録を打ち立てました。
中学年がスタートです。
中学年は、低学年より1週多い1200メートルです。今年の記録会は、練習期間を10月初旬から行い、体育の授業や休み時間、この日のために力走してきました。
高学年はさらに1週増えての1600メートル。
5年生は初めての距離、6年生は最後の走りとなり、自分の目標に向かって力強い走りを見せてくれました。グラウンドのバックストレートでは、低・中学年の大きな声援もあり、練習の時とは違った「応援の力」が加わり、高学年も歴代新記録が樹立されました。
閉会式では、6年生が「自分ので立てた目標を達成できたこと」「自分の記録を抜いてほしいこと」など、後輩たちに次年度の目標を託してくれた素晴らしい会で幕が閉じました。
小学校の全児童の皆さん、お疲れ様でした。
令和6年度第2回浪江町子ども議会が開催されました。
今年度も小学5、6年生と中学生が参加です。議長、議員となって、子ども議会を進行したり、町に一般質問を提案したりしてきました。
~前半~
~議長~
1班(小学5年生)の一般質問は
「新町通りの賑わいを取り戻し、観光客をとりこにする浪江町にするにはどんな方法があるか。」
「震災後、水産業に携わる人が減り、本町の請戸漁港の活性化をするにはどんな方法があるか。」
2班(小学6年生)の一般質問は
「カーボンニュートラルについて今後どのように考えているか」
「復興まちづくり牧場(乳牛)で製品を作り販売する予定はあるか」
3班(小学6年生)の一般質問は「水素の利便性をどのように町民に理解してもらうか」
「水素を今後どのように活用していくか」
4班(中学1年生)の一般質問は
「住民、特に若い世代向けの店舗をどう整備するか」
「医療体制の充実をどこまで考えているか」
5班(中学1年生)の一般質問は
「浪江高校の活用について今後どのようにしていくか」
「他の町の中学生と交流を深める機会がほしいと考えているが、そのような計画はあるか」
6班(中学2年生)の一般質問は
「他市町村から浪江町への移住についてはどのように考えるか」
「なぜ水素(再生可能エネルギー)に浪江町は力を入れているのか」
7班(中学2年生)の一般質問は
「防犯のための街頭の整備についての今後の展望は」
「人口を増やすことへの一番の課題と方法については」
8班(中学3年生)の一般質問は
「スポーツ少年団のような組織を作る予定はあるのか」
「居住可能地域や活動可能地域を増やすためには除染の必要性を感じるが、町の除染についての見解を教えてほしい」
どの質問にも町長を含め、浪江町役場の課長たちが丁寧に答弁してくださり、今までの学習の発表の場として最高の1日となりました。
~議員との写真:小学校~
~議員との写真:中学校~